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2016.08.19

H28.8.15 日本経済新聞「経済教室」に若林直樹教授の「エコノミクストレンド 中国的経営に国際的研究関心」が掲載されました

  経営管理大学院の若林直樹教授が、2016年8月15日付の日本経済新聞朝刊 「経済教室」に、「エコノミクストレンド 中国的経営に国際的研究関心」を寄稿しました。

 近年の中国経済の急速な成長と中国企業の激増のために、国際的に注目されている「中国的経営論」の研究動向について紹介する記事を書きました。この記事のポイントは、次の3つです。
 ・急成長で経営学分野の国際的研究も進む
 ・関係主義など欧米と異なる理論が進展
 ・海外直接投資進み中国的経営も国際移転

 中国企業は、2010年代に入っても年間10%以上の企業数、資本金額の成長を示しています。2014年には約1,678万社となり、日本の企業数(約 410万社)に比べても4倍となりました。そのために海外からの投資先としてだけではなく、海外に直接投資する主体としても、中国的経営の国際移転が関心を集めています。そうした中国企業の経営モデルについての国際的議論を紹介しました。
 今後も、定期的に経営学に関わる最新の国際的な議論をさまざまに紹介していく予定です。

【関連リンク】
 日本経済新聞社 http://www.nikkei.com/article/DGKKZO06039890T10C16A8KE8000/