経営管理大学院長の戸田圭一 教授が、2021年5月14日に令和2年度土木学会功績賞を受賞しました。本賞は公益社団法人 土木学会により1920年に創立され、土木工学の進歩、土木事業の発達、土木学会の発展への顕著な功績に対して授与されるものです。

受賞理由：
「戸田圭一氏は、地下空間研究委員会において、防災小委員会の委員長、地下空間研究委員会委員長を務め、その学術進歩に大きく貢献するとともに、わが国の地下空間研究をリードしてきました。特に、都市水害時の地下浸水の予測と対策に関する研究を先駆的に行い、精力的に研究成果を発表してきました。また、長年にわたり水工学委員会の河川工学、防災水工学の領域で多くの研究論文を発表するとともに、水工学委員会委員、水工学英文論文集編集小委員会委員（2005年～2012年は委員長）を務めるなど、水工学に関わる研究発展に大きく貢献してきました。
　さらに、国土交通省の河川関係の委員会委員、国立研究開発法人の審議会委員などを務めるとともに、地方自治体の土木関係の委員会委員の職にも就き、大阪府の河川構造物等審議会では会長を、京都市の公共事業評価委員会では委員長を務めました。
　以上の理由により、功績賞の受賞者にふさわしいと認められました。」

関連リンク（公益社団法人 土木学会ホームページ）：令和2年度土木学会賞受賞一覧
http://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/p2020.shtml