2020.04.01

【科研】海外M&Aによる利益成長モデルの研究

研究種目

基盤研究(C) 小区分07080:経営学関連

期間

2020-04-01 – 2023-03-31

代表者

松本 茂 特命教授

分担者

  • 砂川 伸幸 教授

キーワード

  • M&A / 国際経営 / 相乗効果 / 企業戦略 / コーポレートファイナンス

概要

本研究は、海外M&Aによる利益成長モデルを提示することを目的としている。2019年の日本企業の海外買収は826件、買収金額の合計は10兆円で今後、その成否が業績に大きく影響すると考えられる。しかし、日本企業が1985年から2011年の間に実行した海外M&A、256件のうち1/3に相当する80件は失敗で、成功は26件に留まる。これまでの研究で失敗の原因は明らかにしつつあるが、本研究では定量、定性分析を組み合わせて海外M&Aの成功モデルを導出する。今回、2012年から2020年の間に実行した買収の調査を行うことで、総対象期間35年、案件数500の最も長期かつ豊富なデータ数のM&A研究となる。