京都大学経営管理大学院・経済学研究科は、2020年10月31日、Zoomを用いたオンライン会議として、2020年度日本管理会計学会・日本原価計算研究学会・京都大学共催リサーチセミナーを開催しました。

本セミナーでは、日本管理会計学会・日本原価計算研究学会会員および京都大学関係者を対象に、管理会計領域における先端的なテーマについて、若手を中心に研究報告と討論を行いました。

第1報告は、古井 健太郎 氏(松山大学 講師)・飯塚 隼光 氏（一橋大学大学院生）による『「シンプル」管理会計の探求-医療機関における設備投資の事例から-』、第2報告は、小山 真実 氏（神戸大学大学院生）による『チームにおけるラチェット効果に関する実験研究』、第3報告は、若林 利明 氏（上智大学 准教授）による『ITによる業務プロセスの効率化投資とインセンティブ契約』と題した講演をいただき、それぞれの研究内容の要約と研究の改善に役立つコメントが数多くなされ、活発な議論が行われました

当日の参加者は50名程度であり、講演者との間で活発に議論が交わされ，盛会のうちに終了しました。