アジアビジネスリーダー育成プロジェクトではアジア諸国の現地事情、歴史、社会、文化、経済、産業、行政機構などに関する研究成果に基づいて、アジア地域におけるビジネスの拡大や新規事業の開拓ができる人材の育成をめざしています。 2013年度から始まり、今期で8期目を迎え、すでに100名を超える研究員が修了し、その約3分の1は、現在も海外拠点にて勤務をしています。

2020年度は民間企業10社から12名の民間等共同研究員が参加し、英語力強化研修、ビジネスプラン集中講義、海外連携大学による講義等を受講し、10月からはサイバーラボにてインターンシップ活動を行いました。2日間の最終報告会では、総括として各研究員が、当プロジェクトで得た経験をもとに作り上げたビジネスプランについて、英語にて20分間の発表／質疑応答を行ないました。

今年度は、新型コロナウイルスの影響で、１年間を通してオフラインでの活動がほぼ叶いませんでしたが、活動が制約される中で、「いかに危機を転機に変えられるか」を念頭に置き、新たな視点でビジネスの可能性を見出した1年となりました。

最終報告会もオンライン開催となりましたが、アジア諸国の有力大学、有力企業、そして各研究員の所属企業からも多くの方にご参加頂き、大変盛況な報告会となりました。

修了後はそれぞれ各企業に戻り、本プロジェクトで培った経験とネットワークを活用して、さらなるビジネスの拡大や新規事業の開拓ができるグローバル人材となることを期待します。