経営管理大学院は、7月9日（金）に、グローバル社会起業寄附講座オンラインセミナー①「多様性の時代におけるメディアリテラシーの必要性」を開催しました。

インターネットやSNSの発達で、誰もが情報を「発信」できる時代となり、「メディアリテラシー」や、多様な立場にたって考え、情報を吟味する「批判的思考（クリティカル・シンキング）」を身につけることが要請されています。本オンラインセミナーは、教育やメディアの現場において、どのような取り組みを行い、どういう方向性を目指すべきなのかについて議論することを目的に実施いたしました。

まず、本学特命教授/スマートニュース メディア研究所主幹山脇岳志氏により、「メディアリテラシーとは何か」と題した基調講演を行いました。続いて、日本放送協会（NHK）広報局長田中淳子氏、横浜創英中学・高等学校 校長　工藤勇一氏をお迎えし、「学校とメディアリテラシー・批判的思考」、「分断が起きている現状についての分析（放送や新聞）」、「なぜメディアリテラシーが大切なのか」などに関するパネル討論討議を行いました。

当日は、学生、大学関係者のみならず、初等中等教育従事者、産業界、メディアリテラシーに興味をもっている個人の方々等など約160名が参加し、「メディアリテラシー」を考える重要な機会となりました。

【グローバル社会起業寄附講座HP】
https://www.gse.gsm.kyoto-u.ac.jp/