2022年12月3日、吉田キャンパスにおいて、京都ものづくりバレー構想の研究と推進(JOHNAN)寄附講座シンポジウム「京都から企業家エコシステムを考える」を開催しました。本講座では、2020年度から起業家やエフェクチュエーション研究のトップランナーをお招きして研究会を開催してきており、その集大成として地域⇔海外双方向の視点から企業家エコシステムについて議論しました。
基調講演には、株式会社堀場製作所 代表取締役会長の堀場厚 氏が登壇し、京都発のベンチャーが世界的メガベンチャーに成長していったその軌跡をたどりました。パネルディスカッションでは、シリコンバレーと日本でベンチャー・キャピタルとして活躍するアニス・ウッザマン 氏も参加し、世界の技術系ベンチャー企業のトレンドや技術動向の話題提供を受け、本寄附講座の客員教授陣とともに京都の企業家エコシステムについて議論しました。
第二部では、4つの分科会に分かれ、第1分科会:シリコンバレーの投資家と語ろう-日米企業家エコシステム-、第2分科会:演劇的アントレプレナー・ワークショップ「マイノリティを演じる:ダイバーシティとステレオタイプ」、第3分科会:エコシステム研究会「みんなでエフェクチュエーション大座談会」、第4分科会:Human Robot Collaboration 研究会「サイボーグ人類学から考える倫理と哲学」と題して、ワークショップや各分野の研究者・専門家と参加者のディスカッションを通じて、各テーマについて掘り下げました。

