経営研究センターは、2023年5月24日(水)に『ビジネスフロンティアセミナー』講演会シリーズの第１回を開催しました。

今回は、アビームコンサルティング株式会社の戦略ビジネスユニットビジネスユニット長 執行役員 プリンシパル 斎藤岳 氏から「日本企業の30年の停滞と、今後30年に向けた処方箋」をテーマに約1時間半の講演と質疑応答をいただきました。

講演では、この20～30年間における日本経済の停滞について、生産人口の減少等の面から説明し、今後も一層の減少が見込まれる中、国際的にも低い水準の生産性を向上させ、付加価値の高い産業構造へのシフトを行う必要があることを指摘されました。そのためには、生産性向上に向けた積極的な投資を行うだけでなく、ビジネスモデルとケイパビリティの両面での変革をすべきであり、実現のための処方箋について、様々な企業の事例を紹介しながら説明されました。当日は、多数の学生が参加し、活発な質疑応答がなされ盛況のうちに終了しました。