経営管理大学院は7月4日(木)に日本M&Aセンター常務取締役の熊谷秀幸 氏(京都大学経営管理大学院 客員教授)と日本M&Aセンターホールディングス社長室(企業評価総合研究所前社長)の米澤恭子 氏による企業価値評価の実務に関する講演会を開催しました。
約60名が参加した講演会では、中小企業の事業承継の問題とそれを解決する手段であるM&Aの説明があった後、M&Aと企業評価の事例が紹介されました。その後、中小企業のM&Aの評価に用いられる時価純資産+営業権法の説明、数値例を用いたマーケットアプローチ(類似会社比較法)との関係性の解説がありました。講演終了後は活発な質疑応答が行われ、有益な会となりました。
なお、日本M&AセンターグループにはM&A業界における最大規模の取引事例があり、取引データを分析することで価格の透明性を高めていくことができます。京都大学経営管理大学院における日本M&Aセンターホールディングス寄附講座では、そのようなデータ分析を行っていきます。