
グリーン・アントレプレナーシップ研究寄附講座は、講演会「Deeply Responsible Business: A Global History of Values-Driven Leadership」を開催しました。
講師にはハーバード・ビジネススクール経営史教授であるジェフリー・G・ジョーンズ 氏をお招きしました。グローバル・ビジネスの発展、影響力、責務に関する研究を専門とし、幅広い分野を研究しています。特に近年は、企業活動の持続可能な発展に関する歴史学的研究や、新興市場における経営史に焦点を当てています。
講義では過去のビジネスリーダーの例を通じて、ビジネスが社会に対してどのように責任を持つべきかを探求し、現在および将来における価値主導のリーダーシップの重要性を強調しました。真に責任ある企業とは何か?さらに、持続可能な社会的責任の実践に向けて、企業の歴史と現状、そして企業のあるべき姿について講演されました。強い責任感を持った先駆者たちとして、ジョージ・キャドバリー(イギリス チョコレート産業)や渋沢栄一(日本 ベンチャーキャピタリスト)が紹介されました。
講演の後半では、学生と教職員からの活発な質疑応答セッションがありました。氏は参加者からの質問に丁寧に答え、さらに深い洞察を提供しました。