一般情報

一般情報 2026.01.10

吉田キャンパスのカフェレストランと食堂に現代アート作品を展示

京都大学 経営管理大学院「キュレーション理論・実践とマネジメント寄附講座」は、京都大学のキャンパス内に現代アート作品を展示することをはじめました。アート作品の展示を特別なものではなく自然に・当たり前のものとして受け入れられるよう、学内空間の活用を目指します。

各施設の特色を生かした作品を選定し、施設管理者とコレクターのご協力で展示しています。ぜひ、ご覧ください。今回ご紹介するのは、カフェレストラン「カンフォーラ」と「中央食堂」です。

【展示場所・作者・展示作品・展示期間】
1)展示場所 カフェレストラン「カンフォーラ」

独特のズレを、近くで鑑賞してください
壁と柱に全6点展示

田幡浩一さんの作品 “one way or another”は、ひとつのモチーフを2つ以上の支持体にまたがって描き、それを「ずらす」ことで完成されるシリーズ作品です。メディア間や支持体自体に存在する「ズレ」を通して、目の前にある対象が内包する多様な図像を丁寧に浮かび上がらせます。そしてひとつのものやその周辺の痕跡達を一つに収斂させることなく、同時に流れえた時間と空間におけるそれらの別の在り方や動きにつながる視座を提示します。本展示は6点。カフェ内で、”空と雲“のなかにあるズレの巧妙さを鑑賞ください。

2)展示場所 「中央食堂」

半球体的に景色をとらえた作品
京都・神戸・東京の景色がモチーフ

近藤大祐さんの作品は、実際に訪れた情景を心にとめ、360°カメラで撮影したような景色を平面に分解して、鮮やかに注射器で描くという唯一無二の技法で描かれています。作品には、圧倒的な存在感があります。視覚と土地を結びつけながら鑑賞することの楽しみも。本作品は京都、神戸、東京がモチーフとなっています。絵の具の表面張力で出来上がったモコモコした質感と艶やかな表面、そしてカンヴァスのエッジにまで垂れ下がる絵の具の文様も含めて魅力が溢れています。

≪展示作品 詳細≫
カンフォーラ 全6点
作家 田幡浩一、作品名 one way or anotherシリーズ
壁設置
”one way or another (sky)” #20 2024 (80 x 60 cm, Oil on wooden panel)
”one way or another (sky)” #31 2024 (40 x 45 cm, Oil on wooden panel)
“one way or another (sky)” #12 2023 (40 x 50 cm, Oil on wooden panel)
柱設置
”one way or another (sky)” #22 2024 (40 x 30 cm, Oil on wooden panel)
”one way or another (sky)” #30 2024 (30 x 35 cm, Oil on wooden panel)
“one way or another (sky)” #13 2023 (40 x 35 cm, Oil on wooden panel)

中央食堂 全10点
作家 近藤大祐、作品名 Drip-color-Directionシリーズ
Drip color link – fiction Kobe
Drip-color-Direction-July-15,2022. 1
Drip-color-Direction-July-15,2022 #6 2022
Drip color Direction-May 2,2022.#1 2022 
Drip color Direction-March 12,2022. #1
Drip color Direction-December 20,2022.
Drip color Direction-December 20,2022.
Drip color Direction-December 20,2022. #2
Drip color Direction-December 20,2022. #3
Drip-color-Direction-July-15,2022.#1
(Acrylic and medium on panel)

※展示期間:「カンフォーラ」「中央食堂」ともに2026年1月末までの予定

キュレーション理論・実践とマネジメント寄附講座
https://www.gsm.kyoto-u.ac.jp/collaborative-research/curation/
吉田キャンパス内に現代アート作品を展示
https://www.gsm.kyoto-u.ac.jp/news/75118/