研究

研究 2021.07.28

若林靖永教授のグループが寄付決済プラットフォームSyncableを運営する株式会社STYZと協働し、寄付者行動についての研究を開始します

本大学院の若林靖永教授と同博士後期課程 渡邉文隆氏が、民間の社会保障のひろがりをオルタナティブなお金の流れを作り出すことでサポートする寄付決済プラットフォームSyncableを運営する株式会社STYZ(東京都渋谷区、代表取締役社長:田中 辰也)と協働し、寄付決済プラットフォームにおける寄付者行動についての研究を開始します。

本研究は、Syncableが保有する寄付者属性や団体属性、ファンドレイジング(寄付募集)履歴など、寄付にまつわるデータを活用し、非営利組織マーケティングの観点からデジタルファンドレイジング領域における新たな知見の創出を図ります。

背景・目的】

●STYZは「社会にオルタナティブなお金を生み出す」をミッションに、NPOを対象としてインターネット上で寄付を募るためのシステムを提供し、企業との各種事業提携も行っております。寄付決済プラットフォームSyncableを2016年12月にリリースし、現在1,800団体以上が登録する国内最大級のNPO向けデジタルファンドレイジングサービスとなっています。

●今回、Syncableを利用するそれぞれの団体に合ったファンドレイジング活動を支援し、一つでも多くの団体に目標とする資金の調達を実現してもらうために、Syncableに記録されているデータを活用した研究を開始します。

●本研究では、Syncableが保有する寄付者属性や団体属性、ファンドレイジング履歴などSyncable DBに蓄積されているデータのうち、一定基準を満たした匿名化処理済みのデータについて、京都大学経営管理大学院 若林靖永教授、同博士後期課程学生 渡邉文隆氏が統計解析、結果解釈、成果公開などを行います。

関連リンク(Syncable)
https://associate.syncable.biz/