京都大学、京都市立芸術大学、京都工芸繊維大学の３大学を中心に、時代の最前線で活躍するデザイナー、アーティスト、起業家らが結集した、文部科学省「大学等における価値創造人材育成拠点の形成事業」採択プログラム、「Kyoto Creative Assemblage」を2022年度より開講します。誰もが創造性を求められるようになった現代社会において、その源泉を個人の中の閉じた能力に還元するのではなく、歴史を踏まえ、社会の微妙な変化を読み解くことで新たな時代を切り開く社会人の育成を目指します。

受講生は6〜7ヶ月のプログラムを通して、人文社会学、アート、デザインの基本的な視座を学ぶとともに、自らの事業領域を題材としたプロジェクトの実施や、デザイナー、アーティスト、企業家らの講義、ワークショップを受講します。企業などの組織を代表して受講できる社会人を対象としています。社会人が受講しやすいように、オンラインなどを適宜活用して実施します。

開講に先駆け、2021年12月よりプログラムのコンセプトや教育内容を紹介するオンラインイベント「Prolegomena」を順次開催予定です。

*Assemblage（アッサンブラージュ） 異質なものが集まることを意味する。均質で予定調和的な関係性を前提とするのではなく、緊張感をもった関係性を結びつつ常に生成変化していく動きとしての本プロジェクトのあり方と、社会を内部から読み替えていく創造性を育てるプロジェクトの趣意を表している。

価値創造人材育成プロブラム「Kyoto Creative Assemblage」
https://assemblage.kyoto
文部科学省「大学等における価値創造人材育成拠点の形成について」
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/manabinaoshi/mext_01132.html