京都大学経営管理大学院では、2024年度 新たに個性豊かな教員を迎えました。官民協働まちづくり実践寄附講座 吉田恭 特定教授をご紹介いたします。
【GSM着任以前のバックグラウンド】
1989年、当時の建設省(現国土交通省)に入省し、2022年に退職しました。その間、省内の各部局のほか、大阪府、外務省、内閣官房、OECD、NEXCO東日本などで勤務しました。教職としては政策研究大学院大学で教えたほか、GSMでも2017~2020年の3年間、まちづくりを教えていました。今回、再びGSMにお世話になることになりました。
【専門分野、研究内容】
もともとは法学部出身で、米国で行政学修士(MPA)を取得しましたが、勤務地だったブリュッセルでその田園都市の研究を行い、都市工学分野の工学博士となりました。その後、防災型土地利用規制やコンパクト・シティなどをテーマに行政実務のかたわら研究活動も続けてまいりました。近年では、都市計画の分野も「官による都市計画」から「民間ネットワークを生かしたまちづくり」が流れとなっており、私もまちづくりの手法の一つである「エリアマネジメント」の研究をメインにしています。
【その他】
2017-2020年の間、家族帯同で京都暮らしを楽しみました。今回は単身赴任ということもあり、生活のセットアップから取り組んでいます。前回は通勤途上の高野川でカワセミに出会うことが楽しみでしたが、今回も、先日ついに再会することができました。
官民協働まちづくり実践寄附講座
https://www.gsm.kyoto-u.ac.jp/collaborative-research/city-management/
research map(研究者情報)
https://researchmap.jp/7000020593?lang=ja