2017.04.01

終了:【科研】価値創造のための文化構築の探究

研究種目

基盤研究(C)

期間

2017-04-01 – 2020-03-31

代表者

山内 裕 准教授

キーワード

  • 文化 / サービス科学 / エスノメソドロジー / 価値づけ / 工芸 / 価値創造 / Culture of services / Ethnomethodology / Service design / サービスの文化 / 文化の構築 / 価値共創 / 相互主観性 / 組織論 / 組織文化 / デザイン

概要

価値の源泉として、文化的な要素の存在感が高まっている。機能、価格、見た目のよさ、使いやすさではなく、人々の自己表現に関わる文化的な側面に着目し、新しいデザインの方法論を探求してきた。代表者の従来のサービスにおける価値共創の研究を踏まえて、人々が自己を呈示する緊張感のある関係性が価値につながる仕組みを理論化した。鮨屋、バー、フランスのレストランなどの領域で経験的研究の範囲を広げつつ、文化の価値が変容している場として「工芸」を取り上げ調査した。それらの経験的研究を踏まえて、文化的側面からデザインを遂行することの理論的枠組みを作り、新しい方法論を呈示し、社会に発信するプログラムを構築した。