2022.04.01

【科研】コロナ禍の経営危機下での中小企業の生存と組織レジリエンスの組織能力の総合分析

研究種目

基盤研究(B)  小区分07080:経営学関連

期間

2022-04-01 – 2025-03-31

代表者

若林 直樹 教授

分担者

  • 山田 仁一郎 教授 他

キーワード

  • 組織レジリエンス / 中小企業 / 企業家的志向性 / 小規模事業志向性 / 企業統治形態

概要

新型コロナ感染症による経営危機が長期化してきており、中小企業は、生存戦略だけでなく、企業存続、業績回復、成長、事業転換等を行う組織レジリエンス(Organizational Resilience)のあり方やその能力が問題となっている。これらは、経営者の能力や企業家的志向性、内部資源、外部環境の資源や機会の活用とネットワーク、経営戦略の方向性、ガバナンスのあり方が影響する。」そうした変数群を含む総合的分析枠組の観点から検討し、回復能力への複合的な影響や相対的な影響の強さを検討する必要がある。それを元に、典型的影響を受ける観光、印刷、専門サービス、科学産業や長寿企業群等への影響を実証的に検証する。