【イベント番号】
20220063
※経営管理大学院学生へ：このイベントはポイント付与対象ではありません。
【概要】
昨今の、「持続可能な社会に対する要求の高まり」「VUCAとも称される変化の激しい事業環境」「組織と個人の関係性の変化（囲い込みから相互選択へ）」といった社会情勢の変化は、多くの矛盾する要素を内包する課題、言い換えると「パラドキシカルな課題」を経営リーダーに突きつけています。
・短期的な経済的利益と、長期的な環境への配慮を、いかに両方実現するか
・既存事業を維持・発展させながら、いかに新規事業に積極的にチャレンジするか
・組織の戦略実行能力を高めながら、いかに個人の自律的キャリア形成も実現するか
こうした課題に対して、従来の経営論やリーダーシップ論では、「二者択一」、つまり「or」の姿勢で臨むことが重要視されていました。それに対し、「二者択一」（or）ではなく、パラドキシカルな要素をいかに共存させ、「両立」（both/and）させていくかという問いを持って課題と向き合っていくリーダーのあり方をパラドキシカル・リーダーシップと呼び、経営学においても様々な研究が始まっています。
そんな、これからの社会に求められる経営のあり方を明らかにし、その経営を担うリーダーを育成することを目的に設立されたのが、「パラドキシカル・リーダーシップ産学共同講座」です。
本共同講座の設立を記念し、この度シンポジウムを開催することといたしました。これからの時代に求められる新たなリーダー像を探究していきたいと考えています。ぜひご参加ください。
【プログラム】
１．イントロダクション
司会：中村俊介（京都大学経営管理大学院 客員准教授）
２．講演「なぜ今、この産学共同講座を設立したのか」
落合文四郎（京都大学経営管理大学院 特命教授 / アルー株式会社 代表取締役社長）
３．講演「パラドキシカルリーダーシップとは何か」
関口倫紀（京都大学経営管理大学院 教授）
４．パネルディスカッション「この講座は何に取り組むのか」
進行：中村俊介
パネリスト：関口倫紀、竹内規彦（京都大学経営管理大学院 客員教授）、落合文四郎、今村都（京都大学経営管理大学院 特定助教）
パラドキシカル・リーダーシップ産学共同講座
https://www.gsm.kyoto-u.ac.jp/collaborative-research/alue/
【開催方法】
Zoomウェビナー
【対象】
本テーマに関心を持つビジネスパーソン、学生
【担当教員】
教授 関口 倫紀
【参加費】
不要
【申し込み方法】
下記ページよりお申込みください。申込〆切 12月09日（金）0:00まで
アルー株式会社セミナーページ
https://service.alue.co.jp/seminar524
【問い合わせ先】
アルー株式会社 コンセプトデザイン部
https://service.alue.co.jp/contact
【共催】
京都大学経営管理大学院
アル―株式会社
京大オリジナル株式会社
【関連リンク】
京都大学HP 公開講座
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/event/2022-11-15