京都大学経営管理大学院 グリーン・アントレプレナーシップ研究寄附講座は、12月17日（日）、京都大学百周年記念館国際交流ホールにて「グリーン・アントレプレナーシップ研究寄附講座設立記念シンポジウム〜未来への挑戦〜」を開催しました。

一般社団法人日本ベンチャー学会会長 各務茂夫氏（東京大学大学院教授）からの開会挨拶の後、本学特命教授 千本倖生（株式会社レノバ名誉会長）より「未来への舵取り：グリーンアントレプレナーシップと日本のイノベーションの展望」を、次に本学客員教授 軽部大（一橋大学大学院教授）より「企業家精神とイノベーション：日本社会の課題と未来」をテーマに基調講演がありました。基調講演を受けて本学特別教授 御立尚資からコメントの後、パネルディスカッションでは活発な議論が行われました。シンポジウムには、対面で約170名の参加があり、盛況のうちに終わりました。

本寄附講座では、持続性可能な人間社会の前提となる豊かな自然環境の維持改善を志向するグリーンな経営活動と、市場メカニズムを活用することで社会問題を解決し、新しい社会価値の実現を目指すアントレプレナーシップとが結びつく領域において日本で初めての教育研究に取り組んでいく計画です。