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イベント報告 2024.05.08

京都大学特別セミナー「金融・資本市場とサステナビリティの論点~投資家視点から考える将来像~」を開催しました

4月8日(月)にオンラインにて京都大学特別セミナー「金融・資本市場とサステナビリティの論点~投資家視点から考える将来像~」を開催しました。
 
前半では、3つの基調講演を行いました。慶應義塾大学総合政策学部教授 白井 さゆり氏「気候ファイナンス市場の発展に必要な企業の情報開示とアジアの動向」、ポラリス・キャピタル・グループ株式会社 代表取締役社長 木村 雄治氏(本大学院 客員教授)「PEファンドによるESGの取組について~ポラリスの取組の現状と将来像」、三菱UFJリサーチ&コンサルティングフェロー(サステナビリティ) 吉高 まり氏「サステナビリティ経営~国内外の動向を踏まえて~」というテーマでお話いただきました。

後半のクロストークセッションでは、PRI事務局シニアリード 森澤 充世氏、アセットメントOne株式会社 運用本部エグゼクティブESGアドバイザー 寺沢 徹氏も交えて幅広い視点から議論が行われました。

現在、金融・資本市場におけるサステナビリティの重要性が高まっていることから、投資家の視点で見た変化や課題、ボトルネックについて議論が行われました。サステナビリティと収益性、企業価値向上の両立が困難であるという課題や、更にはリスクマネー供給の重要性に加えて、企業のみならず社会全体の負担が求められることについて今後の方向性と課題が話し合われました。
当日は約300名が参加し、盛会のうちに終了しました。

クロストークの様子