
京都大学経営管理大学院 経営研究センターと哲学的企業家研究寄附講座は、11月12日(水)、京都大学国際科学イノベーション棟 HORIBAシンポジウムホールにて、京都大学工学部・工学研究科ご出身のトヨタ自動車株式会社 代表取締役副社長兼CTO 中嶋裕樹 氏をお迎えし、「トヨタらしい経営」をテーマとするセミナーを開催しました。
中嶋氏は、電動化・カーボンニュートラル・モビリティサービスなど「100年に一度の大変革期」にある自動車産業の状況を踏まえ、トヨタが「台数」「収益」偏重の経営から、「もっといいクルマづくり」や地域社会との共生を重視する姿勢へと転換してきた歩みを紹介しました。
講演では、マスタードライバー制度や豊田章男 会長が「モリゾウ」として自らステアリングを握るエピソードを交えつつ、「愛車と呼ばれるクルマをつくる」というものづくりの哲学や、「肩書きではなく役割」「自分以外の誰かのために働く」「説得ではなく共感」「失敗より経験」などといったキーワードを通じて、現場起点の「トヨタらしさ」が語られました。
当日は京都大学の学部生および大学院生を中心に計130名が参加し、講演後の質疑応答では学生から多くの質問が寄せられました。


