【専門分野】

華道

【経歴】

550年以上続く日本の伝統文化である華道家元池坊の次期家元。京都にある紫雲山頂法寺(六角堂)の副住職。いのちをいかすという池坊いけばなの精神に基づく多彩な活動を展開。京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程修了。アイスランド共和国名誉領事。

【主要論文・著作】

『花の季』（単著）主婦の友社(1997)
『いけばなときもの』 （共著、矢嶋孝敏）三賢社（2017）

【メッセージ】

独自の美学に基づいた造形と長い時間軸を捉える日本のいけばなは経済的効率を良しとする現代社会にあって異なる価値観をも呈示します。伝統文化に向き合うことにより人としての在り方やいのちのそのものを体感し、思考していきます。また、557年継続してきたいけばなの歴史より、これからの世界における普遍的価値の創造についても考えていきたいと思っています。