受賞

受賞 2021.07.14

2021.7.7 村上啓二特定准教授の共著論文がグローバルビジネス学会「GBJ賞」を受賞しました

本大学院の村上啓二特定准教授の共著論文「鉱山ポートフォリオの長期最適化」(共著者:小林潔司特任教授、瀬木俊輔准教授(神戸大学))が、グローバルビジネス学会の第1回GBJ(Global Business Journal)賞を受賞しました。表彰式は2021年7月7日に開催され、表彰状と副賞が授与されました。

Global Business Journal 賞 表彰式の様子


受賞理由:
「本論文では、商社における鉱山事業を対象として収益やキャッシュフローを平準化させるため鉱山ポートフォリオを形成することにより、事業リスクをコントロールする長期最適化モデルの開発を行っている。さらに、鉱山売買取引の具体事例によるモデル計算を実施し、鉱山事業の実態に近い結果が得られたことより、構築されたモデルの信頼度が高いことが示されている。従来から金融工学に基づく投資家サイドの評価モデルは多数存在するが、事業会社としての商社を対象として鉱山ポートフォリオの長期最適化モデルを構築した本研究は新規性および有用性が高い。本論文はポートフォリオマネジメントに関わる研究に新たな発展をもたらしており、GBJ賞〔論文部門〕に相応しいと評価した。」

関連リンク(一般社団法人 グローバルビジネス学会HP)
http://s-gb.net/2021/07/08/gbjawardsceremony/