スタートアップM&A 寄附講座

設置期間

2024/4/1~2027/3/31

寄附者

株式会社ストライク

株式会社ストライク

概要

日本政府は、スタートアップへの年間投資規模10兆円を目標とし、日本をアジア最大のスタートアップハブとする「スタートアップ育成5カ年計画」を2022年に策定している。近年、国内では起業数やベンチャーキャピタル(VC)による投資は増加傾向にあり、投資の入口は拡大している。しかし、スタートアップ投資のイグジット(投資回収の出口)はIPOが中心で、事業会社によるM&Aはまだ少なく、出口市場は十分に発達していない。スタートアップ大国の米国ではM&Aがスタートアップ投資のイグジットの主要な手段となっており、M&Aによる大企業とスタートアップの相乗効果がイノベーションと成長に結び付いている。日本においても、スタートアップM&Aは成熟企業のイノベーション創出を促し、出口市場の多様化がスタートアップ投資の魅力を更に高めると考えられる。今後、国内に投資の重厚なエコシステムを構築していくには、スタートアップM&Aの拡大が欠かせない。
本講座では、スタートアップ投資のイグジット、特にM&Aについて研究を行う。具体的には、プライマリー市場に加え、セカンダリー市場が発達している米国のスタートアップ投資について調査を行うとともに、日本のVCやコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)による投資とイグジットに関して分析を行う。また、本講座は、スタートアップと大企業の共創を担う人材の育成を目的として、経営管理大学院に「スタートアップM&A」の講義を提供し、学外においてもM&Aの実務家やスタートアップのマネジメントを対象とした教育にも貢献していく。
研究成果を学術界や産業界に発信することで、本講座が日本のスタートアップM&Aに関する研究と教育の中核となることを目指す。

連携プログラム

過去のプロジェクト