インフラ物性産学共同講座

設置期間

2024年4月1日~2027年3月31日

寄附者

出光興産株式会社<br />
大成ロテック株式会社

出光興産株式会社
大成ロテック株式会社

概要

インフラの老朽化が大きな社会課題となる中、インフラマネジメントのためのモニタリング、劣化現象の力学的・統計的モデルなどは、近年長足の進歩を遂げたものの、物性レベルにおける劣化現象の発現やそのメカニズムに関しては、ほとんど研究事例や実務的知見が蓄積されておりません。一方、大型放射光施設(SPring-8)やスーパーコンピュータを活用した物性科学の進展により、微視的3D画像から数値解析用モデルへの展開、局所変位場計測による破壊経路解析、4Dデータのメタモデリングなどを通じて、インフラ分野における新素材や新材料に関わるイノベーションを実施していくことが可能になりました。もとより、イノベーションの社会実装と海外輸出を促進するためには、物性に関わる基準や規格などを含めた公共調達ルールの国際化戦略を検討する必要です。
 本講座では、インフラ材料ごとに、新素材・新材料の開発からパフォーマンスの性能規定化に至るまでのイノベーションに関する実践的研究を行うとともに、インフラ横断的にイノベーションの成果を国際公共調達の分野で実装していくべく、産官学協働のビジネスモデルについて研究を行います。まずは、インフラ材料として舗装に着目しますが、将来的にはインフラ材料の実践的研究を横断的に展開し、「インフラ物性学」という新学問領域の創出とその社会実装に貢献していきます。

連携プログラム

過去のプロジェクト